一般社団法人コンピュータソフトウェア協会

  1. Home >
  2. 最新情報 >
  3. 政策・ガイドライン等 >
  4. コラム >
  5. 愛と繁栄を実現する経営改革 >
  6. 「愛と繁栄を実現する経営改革」AI革命経営者の資質

「愛と繁栄を実現する経営改革」AI革命経営者の資質

2019.09.01

CSAJ 監事 戦略経営コンサルタント 公認会計士 山田隆明

 令和元年7月28日(日)日経新聞でのソフトバンクグループ会長兼社長 孫正義氏のインタビュー記事(タイトル:「AI革命、八百屋の執念で」)が面白い。
ポイントをご紹介すると次のとおり。

 日本が”AI後進国”と言われる点については、
「多くの大企業には一攫千金を狙うたくましい経営者がおらず、サラリーマン化している。日々店を切り盛りしている八百屋さんの方が事業への執念がある。自分の家業で頑張っただけ見返りがあり、頑張らなかったら倒産するという危機感を持っているからだ。」

 また、“デジタル全盛の時代に生き残る経営者の条件”については、
「独自のビジョンと戦略を明確にできるかどうかだ。企業経営では、まず最上位に存在意義を示す理念があり、それを具体化するビジョンがあって、ビジョンを達成するための中長期の戦略がある。・・・(中略)・・・その下に戦術・計画がある。」
「日本企業の経営者の多くは、計画を作るばかりで、ビジョンや戦略は先輩が作ったものの焼き直しだ。平たく言うと、あんまり真剣に考えていないんじゃないか。」

 さらに、(2日前の7月26日に同氏が発表した10兆円規模のAI投資「ソフトバンク・ビジョン・ファンド第2弾」を受けて) ”巨額投資のリスクをどうコントロールするか”について、
「未踏の世界に行くということは攻めるということ。攻めないことがむしろ一番、リスクだ。攻めない日本型経営の多くは危険だ。」とし、一方で同社については「純負債が保有株式価値の15%(同社設定の基準は25%未満)という「快適ゾーン」にあるから全然怖くない。」と。
 結論、”現状ではリスクをコントロールできているか”に対して、
「できている。・・・(中略)・・・今は相当安定した。眠れない夜を過ごすことはほとんどない。」

 私は以下の主張を常々続けてきた。

 これに対し、一部の保守的な人から以下の批判を受けてきた。

 これらの批判を受けると、自分の主張が”マイナー意見”、”古臭い精神論”なのではないか、あるいは”謬論”ではと疑心暗鬼になることが度々あった。
 しかし、孫氏のこの記事を読んで”スカッ!”とした。
全体的に私の主張と同じだが、とりわけ「危機感を」「独自のビジョンと戦略を」「その下に計画あり」「攻めないことがリスク」などの発言が同じためだ。
さらには、大いに元気立たせていただいた、「自分は今後もこの主張を続けていこう」と。おかげで私の同氏に対する見方も変わった。

(注)本コラムの内容は筆者個人の見解に基づいており、当協会の見解を示すものではありません。

 セミナー開催案内

内容 当社コンサルティングメソッド
日時 日時:9月27日(金) 14:00-16:00
会場 わくわく経営株式会社 セミナールーム
東京都渋谷区恵比寿南1-20-6 第21荒井ビル4階 
受講料 無料 
詳細・お申込  https://www.wk2.consulting/セミナー/

筆者略歴

山田 隆明(やまだ たかあき)
わくわく経営株式会社 代表取締役
戦略経営コンサルタント 公認会計士

山田 隆明Twitter

1959年  名古屋市生まれ。
株式会社インテックで10年間基幹システムのマーケティングおよび営業。
その後公認会計士を経て、
現在:戦略経営コンサルタント、わくわく経営株式会社 代表取締役。
G検定試験(一般社団法人 日本ディープラーニング協会)合格、AIPA合格。
“社長がワクワクしながら、意気込みをもって、本気で経営に取り組めるよう、社長の右腕になる”

コンサルティング内容:

URL : https://www.wk2.consulting/
E-mail : yamada.takaaki@wk2.consulting

2009年9月から一般社団法人コンピュータソフトウェア協会監事。
2013年から 国際物流総合研究所 主任研究員。