一般社団法人コンピュータソフトウェア協会

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中国訪問について

2019.06.11

中国(北京/上海)を訪問し、各団体および北京市政府関係者と会談をしました。

訪問団メンバー

                                        (敬称略)

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会  会長  荻原 紀男
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会  副会長  伊藤 裕二
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会  理事・事務局長  原 洋一
株式会社フォーラムエイト 代表取締役副社長 武井 千雅子
株式会社フォーラムエイト インターナショナルセールス担当 何 征(北京)
株式会社フォーラムエイト 管理部 李 恩実(上海)
成都ウィナーソフト 総裁兼CEO 周 密
成都ウィナーソフト 上海事務所 所長代理 黄 順陸

                                

スケジュール【2019年5月24日(金)~29日(水)】

5月24日(金)

中国交通部公路交通試驗場(RIOH)見学

5月25日(土)

中国ソフトウェア産業協会 盧山理事長と会合/会食

5月26日(日)

中国サービス貿易協会 仲澤宇副会長兼秘書長と会合/会食

5月27日(月)

北京市経済情報局 王剛局長/北京市朝陽区人民政府 李長萍副区長と会合

5月28日(火)

北京から上海へ移動

5月29日(水)

虹橋海外貿易中心(麗宝広場Tower2)/国家会展中心(上海) 見学

 

中国交通部公路交通試驗場見学 

    

 中国交通部公路交通試験場を訪問し、フォーラムエイト様が中国交通部に導入したVRドライブシミュレーションシステムの説明を受け、試乗体験をしました。ここでは中国交通部が交通安全研究のためにシステムを導入しており、指令室と車とでコミュニケーションを取りながら山間部や街中の走行画面を切り替え、360度の景色が実車を走行いているかのようでした。

 詳細URL: http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/8dof.htm

中国ソフトウェア産業協会 盧山理事長と会合/会食

    

 CSIA(China Software Industry Association)の盧山理事長(中国電子信息産業発展研究院院長兼任)を始め、CSIA常務副秘書長陳宝国博士、ほかに副秘書長2名、スタッフ6名同席参加しました。

 まずは盧理事長と陳常務副秘書長よりCSIAを紹介していただきました。CSIAは1984年設立され、今年35周年。中国国内で唯一のソフトウェア産業を代表する国家レベルの組織で、CSIA直属の会員企業は3000社を超え、地方協会会員を含めると40000社になる。協会の役割としては、政府と企業間の交流の架け橋、業界の規律を正しく発展促進、産業環境をより良くする、ソフトウェア技術の応用、研究開発およびマーケットの推進、企業間の提携強化、交流合作。また、会員企業に対しては、56種類のサービスを展開しています。

 続いて荻原会長よりCSAJの組織及び活動状況を紹介しました。

 また、荻原会長より自社(豆蔵)についても、中国南京市での成功事例を紹介し、これをきっかけにソフトウェア会社同士の合作だけではなく、ソフト会社と製造メーカ、製造ソフトメーカの連携も今後視野に入れてビジネス展開を検討したいという提案をされました。盧理事長は大変興味を持って展示会、シンポジウムなどのイベンド交流からスタートし、7月深セン、南通市の視察ツアーにも製造業、建築業の関連企業との交流を加えたいとコメントをいただきました。CSIAは日系IT企業の中国進出、マーケティング展開など、ご要望があれば地方政府にも働きかけていただけるとのことでした。

 その後日本と中国今後ソフトウェア業界の連携について熱いディスカッションを行い、伊藤副会長より、自社(フォーラムエイト)について、中国での事業展開、主要製品、ユーザ事例、中国交通部公路交通試驗場などを紹介しました。盧理事長が兼務している中国電子信息産業発展研究院も自動運転関連の開発をされて、引き続き、情報交換の申し出がありました。

 最後に中国江蘇省南通市で開催予定の「2019日中ソフトウェア懇談会」の内容についての議論、CEATECのCSIA出展検討などディスカッションを行いました。

上記を受けて下記イベントが開催されます。

2019年7月24日(水) 中国江蘇省南通市にて「2019日中ソフトウェア懇談会」を開催予定

 

中国サービス貿易協会 仲澤宇副会長兼秘書長と会合/会食

 中国サービス貿易協会は2007年設立され、ソフトウェアサービスからリアル貿易までのビジネス推進、マーケティング管理、科学技術とサービス業の提携など、商務部と企業間の架け橋をしています。昨年11月の国際輸入博覧会の主催者側の顧問をしており、サービス貿易は中国全体GDP中の52.4%も占めています。これから割合を更に増える見込みです。

 国際輸入博覧会は中国が国内のマーケットを世界にオープンし、シェアすることを発信する意味であり、上海で世界各国よりシェアオフィスを設立することによって各国の商品、情報を上海虹橋商務地区に揃え、共有することができれば、各国間相互補完でWin-Winなプラットフォームを構築する計画です。2019年7月オープン予定でしたが、このような各国より商用拠点を設立することは外交行為でもあるため、法的に登録申請手続きが必要で少し遅れおり、今年11月の国際輸入博覧会までには完了する見込みです。これを受けCSAJ上海駐在事務所もこのシェアオフィスに入居を計画しています。

現在検討中の課題

1、国連に教育体制の革新を提案、推進
 IT技術の進歩、ビッグデータ、AIなどの発展によって、貿易のスタイルが変わり、大学の教育はグローバルで未来型業態の人材育成、産業労働者の育成に向けて体制を改善しないといけない。

2、貿易のプラットフォーム構築
 新しいサービス貿易業において、標準化、品質管理の仕組みに取り込んで、まずはアジア国同士でプラットフォームを構築すること。

 

北京市経済情報局 王剛局長と会合

会談の内容に関して、北京市経済情報局よりWEB公開されました。

内容は以下の通り

 市経済情報局の姜広智副巡視員はCSAJに北京ソフトウェアと情報サービス業の産業優位性と産業発展環境を最適化し、開放を拡大し、ソフトウェア産業の高品質発展を推進する取り組みを紹介しました。

 CSAJの会長荻原紀男氏は、協会の基本状況や会員企業の在中・在京業務の進展を紹介し、日中両国の情報サービスやソフトウェア産業の交流協力を積極的に推進する意向を示しました。それ以外にCSAJが北京に合弁会社を設立するプロジェクトの状況と北京市との他の可能な協力関係について交流を行いました。

 王剛局長は、ソフトウェア産業の現代における役割と地位が日増しに明らかになり、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能などの細分分野の潜在力は巨大であり、今回のCSAJ荻原会長の一行は北京に来て交流することは、両国の情報サービスとソフトウェア産業の協力を促進し、北京ソフトウェア産業の国際地位の向上と経営環境の改善に大きな意義を持つ、日本企業の在京発展にも大きな助けになると指摘しました。 王剛局長は以下を述べました。 第一は、中日のIT産業の交流とインタラクティブを強化し、中日それぞれの産業の優位性を利用して、両国のIT産業の交流と提携に協力を提供する。 第二は、CSAJが日本企業に向けて中国と北京の開放政策と良好な環境を宣伝し、投資、プロジェクト、人材などを北京へ誘致し、Win-Winを実現させる。 第三は、CSAJが北京で専門的な技術交流、製品導入などのサービスプラットフォームを設立し、会員にサービスを提供することを望んでいる。 中国北京市の政策面では、今後外資企業と中国ローカル企業を内外一致で同様な優遇条件を提供する方針。政府は今後製造業向けのIT自動化(工業インターネットサービス)、クラウド化、ビッグデータ、AI、ロボットなどに更に力を入れ、人材育成、基準策定、技術的イノベーション及び国際交流を強化する予定。海外向けて日本を含め協力体制を構築していきたい。 北京は中国の首都としてトップクラスの大学半数以上、国家レベルの研究機関もほぼ北京にあり、優秀な大学卒業生が北京に集まっている、そして海外留学の帰国者も優先に北京を選ぶため、企業にとって人材の確保にとても有利である。また、北京市では現在日本語に関する従業者は30万人超、NEC、富士通、キャノン、日立などの大手企業の中国ヘッドオフィスは北京にある。民間団体あるいはメンバー企業の駐在員事務所、中国に進出の拠点として是非北京を検討していただきたいとのことです。

上記を受けて下記イベントが開催されます。

2019年7月3日(水) 北京市および北京ソフトウェア協会来日 CSAJ訪問予定

北京市朝陽区人民政府 李長萍副区長と会合

  

 北京市朝陽区人民政府は李長萍副区長、張小平区長助理(清華大学教授)を始め、そのほかの関係者4名出席しました。

 李副区長の紹介によると朝陽区は北京市GDPの1/5を占めており、重要な経済位置が持つ、ロシア以外すべて外国大使館は朝陽区に存在、世界TOP500企業の中国ヘッドオフィスは70%が朝陽区にある。経済、政治の重要性だけではなく、これから更に住みやすい、働いやすい環境作りに取り込んで、技術的イノベーションも力を入れる方針である。是非国内外のIT企業と協力し、ITの力を借りて都市の発展にサポートしたい。

 張区長助理は国家プロジェクトを担当し、朝陽区で区長のスペシャリスト助手として1年間赴任している。このプロジェクトは大学卒業生の即戦力を育成することを目的にして企業と大学の間に研修プログラムを構築、大学卒業して会社に就職する前に企業が求めている即戦力を身につける育成プログラムである。

 荻原会長と伊藤社長は日本現在計画中の似たようなプロジェクトの状況を紹介し、李副区長はとても関心を持っていろいろ詳細な質問も頂きました。このプログラムは現在すでにオーストラリアとアメリカの育成機構と接触中であるが、CSAJがもし関連するプロジェクトを共有していただければ、アジア同士として日本の経験は欧米より参考になるかもしれない。最後にCSAJイノベーションセンターの設立などもディスカッションを行いました。

 

CSAJ上海駐在事務所 所在地候補見学

1件目:虹橋海外貿易中心(麗宝広場Tower2)

 虹橋海外貿易中心も入居しているビルで国家会展中心とともに今回海外の商会・協会に優遇政策として提供しているスペース。7階建てのビルで当初3階~5階までを開放しているので審査が通ったら入居することができる。内装に関しては入居協会が独自に設計し工事を行うことができ、費用に関しては政策により資金提供も可能としている。

2件目:国家会展中心C棟7階

 国家会展中心は上海の西側に位置しており、都心とは離れているが虹橋新幹線駅と虹橋空港とは近いので便利なところもある。
 地下には地下鉄2号線の駅も設置されており、通勤に便利となっている。C棟オフィスビル7階全体約7000平方のスペースを今回の共有スペースとして使われる。申請によって最大500平方配分される見込み。今回の見学において716室を第一候補として希望を行った。6月上旬には第一回目の申請を出す予定で審査が通った場合、先に内装を中国サービス貿易協会で統一業者にて行う予定。もし、申請が通過した場合は、ある程度のリクエストは可能。ただし、内装工事については、余裕を見て年内を入居として計画したほうがよい。

 

お問い合わせ

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 中野 お問い合わせフォーム
TEL:03-3560-8440